猫FIPと闘うアメショー「あずき」と家族

猫FIPを発症してしまったアメリカンショートヘアのあずき。FIPという病気も知らず、治療すれば完治すると信じる家族。猫FIPなんて無くなればいいのに!

猫の「あずき」が家族になる始まり

当時、小学校の1年生の娘のここねに「お誕生日プレゼントは猫ちゃんがいい」と言われました。

 

自分で世話をすると言っていましたが、ここねの年齢や当時の家庭環境などから、家族で相談の上「今はまだ時期ではない」となり、その年のお誕生日プレゼントは「猫のぬいぐるみ」のおもちゃを購入しました。

 

お腹のあたりを押すと「ニャーニャー」と話す猫のぬいぐるみ。

 

ここねは喜んで遊び、どこに行くのも一緒でした。最初だけは。

 

そして月日は流れ翌年の12月の誕生日が迫ってくると、恒例のお誕生日プレゼントのおねだりが始まりました。

 

前の年は「猫のぬいぐるみ」でやり過ごしたのですが、ひとり娘のここねには、猫ちゃんの妹が欲しいという強い思いがありました。

 

実は、ここねが生まれる前から家族だったアメリカンショートヘア。おじいちゃん猫で数年前に病気で亡くなってしまったのですが、その時の記憶があって今回もアメリカンショートヘアの赤ちゃんがよいとの希望。

 

そして、「もうぬいぐるみの猫ちゃんは嫌」とはっきり。

 

誕生日までまだ少し時間があったので、父ちゃんと母ちゃんでアメリカンショートヘアの赤ちゃんを探し始めたのでした。